2009年2月10日

子育て、られ。 ―少年野球編

2月吉日。少年野球チーム6年生の卒団式・表彰式。


卒団式・表彰式は、学校の体育館で催され、選手全員が揃った。5年生の父母の方々が会場のセッティング、演出に趣向を凝らしてくれる。(写真は、父母の方制作オリジナル紙製ランチョンマット。)

謝恩会は場所を変えて、6年生の父母の方々が開いてくれた。6年生の選手が食事を囲む。子どもたちから一言、父母から一言、スタッフから一言。

今年こそは、ダイジョウブだと思いましたが(毎年そう思ってる。)、ぐわっとこみあげてきて、泣いちゃいました。お母さんの想いとか、今までの子どもたちとの思い出とか...

素直で真面目な言動の子、やんちゃで活発な子、あまり関心を表に出さない子、いろいろな子どもたち。小学1年生から6年間続けた子、5年生から2年間みんなについていくように頑張った子、試合にレギュラーとして出ていた子、出たり出なかったりだった子。

一人一人に最高のプレー、最高の一瞬があった。

チームとしてメダルが取れた事、よい個人成績を残せた事に感慨を覚える子、野球が上手になったこと、アウトが一つとれた事、ヒットが打てた事に達成感を感じた子。想いでがある。それぞれに違う。

でも、卒団はみんな一緒。最後までやり遂げた。

スゴイ。

素直な子もやんちゃな子も、それぞれのタイミングでそれぞれのポイントで、考え悩み、それを克服してきた。みーんな、そうやって大きく、育んできた。みーんな、みんな。

ただ、子どもって上手く自分を表現できないから、親としては、大人としては、心配する。
「ダイジョウブ」「やってない」「○○と言ってた」と子どもが言ってても、
何がそれなのか、そのイメージ、認識のづれが大人と子供にはある。
そのウラ、背景、を汲んであげて、そこには触れず、その先の道を見せてあげる。

そんな事を考えさせてくれるのは、子どもたちの生き様がそうさせてくれる。大人がよい社会人になるために、そうさせてくれる。自分の子どもであるかそうでないのかに限らず。

子どもたちには、そういう感性をくすぐられる。


子育て、られ。




さびしくなります。ありがとう。がんばろう。楽しもう。

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