2009年2月24日

背・番号

背番号がもらえるか、もらえないか。
何番をもらえるか、一桁か二桁か。

子どもにとって、その発表の時はキドキの時です。でもグラウンドにでたら、背中についている番号。他の人からみての番号です。

一桁、よい番号をもらった子は、その番号に応える強い思い、責任が必要です。この子たちにとっては、大きなものであるべきです。背負う。

二桁、大きな番号をもらった子、自分の想いと違う番号をもらった子にとっては、グラウンドにでれば、あまり大きなものではない。本人がそうは言わないかもしれませんが、そうあるべきで、そう伝えてあげるべき。プレーやがんばりのきっかけになればベター、でも番号にばかりこだわり過ぎても、子どもにとっては解りづらいかも。活躍できるように楽しみ、がんばる。プレーが楽しい。

ベンチいりができない背番号をもらえない子たちにとっては、行動パターンが違うので、ケアがとても大事。なぜもらえないのか、どうしたらそこに近づけるのか、あくまでも自分をよく知る機会で、他との競争での番号奪取を目的にしてはよくありません。親としての大人は、そのポイントに気をつけてあげなければいけません。

ポイントを違うところ―もらえたもらえない、何番か、に持っていってしまうと、子どもにとって、折角の成長機会損失です。
そんな意識、メンタル面での充実を考えてあげないと、子どもがよい育みをしない。チームとしても、まとまらない。お互いを思えること。


ちなみに私は少年野球6年生の時は、20番(ベンチ入りギリギリ)。6年生が5、6人程度だったので、そのレベルはわかるでしょうが。
中学では、2番。大した活動をしている部活ではなかったというのもあるかな。
で、その後草野球では、11番。41番の4の部分をカッターで切って11に加工してあったもの、が最初の番号でした。なんだか愛おしくて、11月生まれというのもあってか、11は好きな番号です。




野球バカ二代: 2.22”22”

2009年2月16日

そうであったり、なかったり。

声が急に低くなり、ヒゲがちらほら生えてきて―。大人になりつつある、成長のサインの一つです。
考え方や興味のポイントも変化が起きる。いろいろと。

野球での練習もガツガツやるかっつったらそうであったり、なかったり。
ゆらゆらしてる。
でも、変わってないかな、関わり方は。だから子どもの方もそうは変わらない。

時に一緒に練習の機会をつくる。
そこで、何かを感じることもある、そうでもない時もある。

尊重して、伝える時は、がっつり説明する。それは一人のヒトとして接する。
子どもだから何々、まだ中学生だから云々というのは、説明にはなってないですね。子どもって何よ?何を知ってて、知らないのか。じゃあ教えてよ、って感じでしょう。ココロの中では、中学生ぐらいってそんな葛藤が特に多いんじゃないでしょうか。自然に接して、解ってあげる、(気持の上で)側にいる。

そうやって、”よい大人になってほしい”ですね。”よい息子でいてほしい”では、子どもの世界が狭まっちゃいますから。

子どもであったり、大人であったり、

そうであったり、なかったり。



野球バカ二代: 愉快→努力→愉快

2009年2月10日

子育て、られ。 ―少年野球編

2月吉日。少年野球チーム6年生の卒団式・表彰式。


卒団式・表彰式は、学校の体育館で催され、選手全員が揃った。5年生の父母の方々が会場のセッティング、演出に趣向を凝らしてくれる。(写真は、父母の方制作オリジナル紙製ランチョンマット。)

謝恩会は場所を変えて、6年生の父母の方々が開いてくれた。6年生の選手が食事を囲む。子どもたちから一言、父母から一言、スタッフから一言。

今年こそは、ダイジョウブだと思いましたが(毎年そう思ってる。)、ぐわっとこみあげてきて、泣いちゃいました。お母さんの想いとか、今までの子どもたちとの思い出とか...

素直で真面目な言動の子、やんちゃで活発な子、あまり関心を表に出さない子、いろいろな子どもたち。小学1年生から6年間続けた子、5年生から2年間みんなについていくように頑張った子、試合にレギュラーとして出ていた子、出たり出なかったりだった子。

一人一人に最高のプレー、最高の一瞬があった。

チームとしてメダルが取れた事、よい個人成績を残せた事に感慨を覚える子、野球が上手になったこと、アウトが一つとれた事、ヒットが打てた事に達成感を感じた子。想いでがある。それぞれに違う。

でも、卒団はみんな一緒。最後までやり遂げた。

スゴイ。

素直な子もやんちゃな子も、それぞれのタイミングでそれぞれのポイントで、考え悩み、それを克服してきた。みーんな、そうやって大きく、育んできた。みーんな、みんな。

ただ、子どもって上手く自分を表現できないから、親としては、大人としては、心配する。
「ダイジョウブ」「やってない」「○○と言ってた」と子どもが言ってても、
何がそれなのか、そのイメージ、認識のづれが大人と子供にはある。
そのウラ、背景、を汲んであげて、そこには触れず、その先の道を見せてあげる。

そんな事を考えさせてくれるのは、子どもたちの生き様がそうさせてくれる。大人がよい社会人になるために、そうさせてくれる。自分の子どもであるかそうでないのかに限らず。

子どもたちには、そういう感性をくすぐられる。


子育て、られ。




さびしくなります。ありがとう。がんばろう。楽しもう。

2009年2月6日

ヤキュトモ

いろいろなトモダチの形、きっかけがある。
大人も子どもも。楽しくありたい。みんながみんなのことを考えることがトモダチかな。

ヤキュウはいい。

娘も少年(少女)野球で、トモダチがいる。中のよいトモダチがいる。
小学校が違うけど、ヤキュウがきっかけ。
男の子が多いなかに混ざってるから、余計に結束が強くなるのかな、
などと思っていたりもするけど、そういう側面もあるだろうけど。

ヤキュウはチームプレーだから、自然と、みんなトモダチになっちゃう。
みんながみんなのことを考えないと、ヤキュウにならないから。
だから、

偏見がなくなり、ワールドワイドなココロが育まれる。

男子も女子も、やんちゃなヒトも、大人しいヒトも。

バッターという主役には、みんな必ずなる。
守備ではボール一つに対してみんなが動き、協力して守る。
試合に出ない人もランナーコーチやバットをしまう係や、応援などで、”勝つ”ということを目標に一つになり、ファインプレーやホームランに、みーんなが盛り上がる

ヤキュウを始めるきっかけは何でもいい。

やっていくうちに楽しみや、がんばりを知り、「充実」を手に入れることができる。
ヤキュウというシーンだから、普段の生活ではきっかけがないことも、思い切ってやってみれたりする。コツをつかんだり、変ってみたり、することができる。

そんな中でのトモダチとは、いろいろな経験を共有するから、価値観が近しい。

だから、

ヤキュウはいい。トモダチはいい。

ヤキュトモはいい。



野球バカ二代: いつもヤキュウを感じるぅ

2009年2月3日

ぎったんばっこん

少年野球の開幕を控えて、少年野球リーグ代表者会議。

たとえば、議題の一つについての討議事項。
○春季大会リーグ戦について
 >組み合わせの抽選。
 >グラウンド確保について。
   ・小学校が会場になると当該チームは、練習もしくは試合場所の確保が必要。
 >試合時間の制限。
   ・グラウンドを使用できる時間に限りがあるので、ルールの検討、改正が必要。
   ・公正、公平であり、子どもたちが楽しくできるように。
   ・引分の時、抽選にするのは仕方ないが、特定個人に責がいかないような配慮。
 >日程、開幕時期。
   ・区大会、運動会などの学校行事で開催できない日程も考慮。
 >上部大会の代表チーム決定。
   ・決定方法の決定、代表決定期日までの日程を考慮。
 >現役戦と年少戦が同日に開催できるか否かのチーム事情。
   ・人数などの関係で、5、6年生の試合に3、4年生が必要など。

討議をしていて、ブレない線。

◎子どもたちの精神的不安の排除
◎子どもたちが目標を持ってがんばること(チーム勝敗。上部大会出場。表彰。)
◎子どもたちの体力負荷への配慮
◎子どもたちが楽しめる機会の創出(多くの試合数。)
◎子どもたちと大人たちの信頼関係のさらなる構築(公正であること。寛大であること。)

べらんめぇなベテランの監督さんも多く、試合中には「バカヤロォー!」なんて爆発してしまっていて、言い過ぎやろ、なんて思うこともありますが、ちゃんとこういう場では、子どもたち中心に考えて、表現、発言をされている。若手(そんな若くもないですが)はテンションも高くパワフルに動くが、時として、全体のバランスや筋から少しづれてしまうきらいがある。でも、そんなパワーも必要。

バランス。

お互いに認め合い、
どちらもが近づいていき中心によっていく。
バランスはいとも簡単にとれる―

シーソー。

でも、ぎったんばっこんやりながら、肝心な時に中心に寄ればいいかな。
そのほうが楽しいし。

大人がよいチームをつくれれば、子どもたちもよいチームをつくれるっ!!


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チームが所属するリーグには、9チームが所属。参加者は、各チーム現役・年少の監督、リーグ役員(監督が兼任の場合もある)、チームによっては、若干名コーチ。平均、各チーム3名前後の参加。ウチのチームは、5名が参加。監督以外に役員が3名。私も、区連盟の理事を今年よりお手伝いさせていただくので、役員として参加。
代表者会議に集まった方々は、自チームに限らず、リーグ全体、少年野球、子どもたちのことをすごく大切に考え行動する方々。そういう文化がしっかりとあって、協力意識が強いです。素晴らしい。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2009年2月1日

セイチョウ。

息子が少年野球時代、同じリーグで対戦していたチームの子にバッティングセンターで久々の再会。
肘はもう大丈夫? ―もうなんともないです。野球部はどお? ―まあ、なんとか。
ゲージに入れば、マスコットバットをビシビシ振りぬいている。息子も、パシンパシンと鋭い打球を弾き飛ばす。頼もしい子どもたちを目の当たりにし、

少年野球ってすごいなー、と。

たくさんの子どもたちの成長を感じ関わることができる。

少年野球のお手伝いをさせていただいて、7年。
息子が入団したのを機に始まった。もちろん息子が気になってのキッカケだが、一日目、グラウンドに出ると、みんなカワイイ、かっこいい。息子だけでなく、みーんな。
そして、そして、他のチームの子も、みーんな、みんなかっちょいい。

少しでも野球が上手になれるよう、ひと時でも楽しい時をすごせるよう、
そして、よい社会人になれるよう、手を差し伸べ、声をかける。

少年野球に関わると子どもたちとのそんな会話をする機会が多く与えられる。

大人として、よい影響を与えなければいけない、
そして、自身もよい大人になっていかなければいけない、

成長は子どもたちだけに見るものではなく、
大人も子どもたちに負けない成長を。



好奇心や使命感があるから【成長】する。

敬い、聴いてもらえる人になること。【清聴】

そのために、身を入れて聴くこと。【静聴】


セイチョウ。



野球バカ二代: さしぶ